お知らせ
ててて見本市2018終了しました

ててて見本市2018、無事に終了いたしました。

2月7日から9日の3日間、合計3500名を越えるご来場をいただきありがとうございました。100組の作り手たちのもとに、途切れることなく多くの方々に来ていただくことができ、毎日、会場内で生まれる多くの出会いを目にすることが出来た嬉しく楽しい3日間でした。

あらためて、来場頂いた皆さん、出展者の皆さん、支えてくださった皆さんに御礼申し上げます。

ててて見本市は、2012年より『何をつくるか?』というモノを展示し発信するよりも、『どうつくるか?』という適量かつ適正なものづくりを行う作り手の存在と思いを共有したくて”中量生産・手工業”というキーワードを掲げて開催してきました。そして今回、2018年に7回目の開催を迎えるにあたり、もう一歩ふみこんで、『なぜ、ものをつくるか?』を考える展示会にしていきたいと思うようになりました。

この1年間、私達が伝えたいものづくりとは何なのかを振り返る時間も持ち、日々、メンバーそれぞれで考えるあいだに、僕たち自身の思いであり、これまでの出展者全員にも共通し根底に流れている思いでもあった『ものづくりを繋ぎ・紡ぐために、ものをつくる』という気持ちと、いま各地で生まれている民芸や伝統工芸とも異なる、地域や文化など「ものづくりを内包する全体」をふくめて魅力と捉え、繋がりを大切にしながら行われるものづくりを”Linkage Products(リンケージプロダクト)”という僕らなりの言葉で表し、出展者の募集と開催を行いました。

元来、見本市はモノを伝え手に届けるビジネスの場であるとは言え、私達はそこに留まらず、多くの出会いをもとに多くのリンケージ(=縁や由縁)を生む場として、また「ものづくり自体からつくれるものは何なのだろう?」ということを考える場として、これからも、ててて見本市を開催していきたいと思います。

これからの多くの皆さんとの出会いを大切にしながら、活動していきたいと思いますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ててて協働組合メンバー 一同
文・永田 宙郷 / Okisato Nagata
ててて協働組合

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