ページトップ

手がけたもの 詳細

リストへもどる

ミナモ

ミナモ

表面張力の器。

漆のことを、漆作家であり木地屋であり漆プロデューサーである輪島キリモトの桐本さんに色々教えていただいて、漆は水分が乾いて固まるのではなく、水分を含有して「水を巻き込んで」硬化することを知りました。漆の器を眺めていると、液体がそのまま器にまとわりついているかのように見えてきました。その様子を水面の「表面張力」に見立てた真塗りの蓋と拭き漆の椀の蓋ものを作りました。桐本さんが「ミナモ」と名付けてくれました。大中小入れ子になるように作られています。

拭き漆と真塗り両方の差異がある美しさ。蓋の表面張力の緊張感と静謐感。また、特に手や唇で触れたとの柔らかな感じは、他の塗料にない、漆独特の感触です。

水面にそっと花を浮かばせるようにジュエリーを蓋の上に載せ、下の器にジュエリーケースとして使えるようにと考えて作られています。

もちろん、お料理を盛りつける器としても使えます。蓋をとれば、ちょうどお椀・小鉢・おちょことして使えるようなサイズで器は作られています。

サイズ
φ136×h53mm(大)
φ91×h37.5mm(中)
φ61×h26mm(小)
(3組セット)
素材 漆真塗り(蓋)
ケヤキ拭きうるし・朴拭きうるし(器)
製造 輪島キリモト
制作年 2005.12
製造終了 Discontinue